胡蝶蘭の贈り方

胡蝶蘭は、花弁の大きさや何本立てかによって価格が大きく変わります。移転された先のスペースや空間、天井の高さなどに合ったサイズのものを贈ると邪魔にもならないでしょう。最近はラッピングに凝る方も多いようですが、ラッピングだけが目立ち、胡蝶蘭の気品ある美しさが損なわれないように配慮することも大切でしょう。ちなみに、胡蝶蘭を専門に扱っているお店などもあります。そうした業者であれば胡蝶蘭の美しさを際立たせるラッピングをしてもらえますので、安心して任せることが出来るでしょう。基本的に、スタンダードなギフトとしては純白3本立てのものがおすすめです。

本数の多さにこだわるだけでなく品質のよさに注目して選ぶことが大切です。花一輪のサイズが大きく、鮮度がいいものはラメパウダーをまぶしたかのように輝きを感じることができます。また、肉厚で青々とした葉は、胡蝶蘭の健康状態を見極める隠れたポイントにもなります。

胡蝶蘭は、贈られた状態で長く花を楽しめるだけでなく、管理をきちんとすれば翌年も花を咲かせることができます。園芸が好きな方などには、管理方法などが書かれた説明書などを添えると喜ばれることでしょう。移転祝いの場合は、木札やメッセージを付けたまま胡蝶蘭を飾ることができる期間も限られています。移転当日から2週間以内には、届くようにあらかじめ手配しておくことが大切です。移転から1ヵ月以上経過してしまった場合、花を飾ることができなくなることもあるため、移転のお知らせが来たら、すぐに準備しておくようにしましょう。

移転祝いに胡蝶蘭が喜ばれる理由

胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。新天地で商売などを始める際に、今後の繁盛や発展を祈念する意味をこめられるため、移転祝いにも選ばれられるのです。また、「純粋な愛」という花言葉ももっており、鉢植えであることから、新しい地にしっかりと根を張って、多くの顧客に愛されますようにという願いを込めることもできます。花は、お店の雰囲気を明るく華やかにしてくれるものですが、なかでも胡蝶蘭には、特別な気品や華やかさがあるため、置いてあるだけでお店に高級感を演出することができます

移転をお祝いする相手方には、飲食店や病院など、衛生管理に特に気を付けなければならないところもあります。胡蝶蘭は、香りや花粉がほとんど気にならないため、そのような心配をする必要がありません。

花束などで使用される生花は、退職や就職などのお祝いにギフトとして贈られることが多いため、3月~4月が最も需要の多い時期となります。最近では、ハウス栽培などで寒い冬でもさまざまな種類の花を揃えることができるようになりましたが、頂いたときの美しさを長く維持できないというデメリットがあります。その点、胡蝶蘭は、1年を通して栽培されていることからいつでも入手することが可能であるとともに、特別な管理をしなくても長い期間にわたって美しい花の姿を眺めることができるのも大きな魅力となっています。

胡蝶蘭の魅力

移転したばかりのお店や事務所、病院や美容院などは、真新しい建材の匂いや明るい照明で独特な雰囲気があり、気分が明るくなるものです。ピカピカの窓ガラスやインテリアに囲まれてとてもフレッシュな空間であるからこそ、そのスペースにふさわしい贈り物が必要となります。胡蝶蘭は、見た目の華やかさや豪華さ、気品や落ち着きなどが感じられる鉢植えの花として贈り物に喜ばれています。

胡蝶蘭の魅力は、何といっても見た目のゴージャスな存在感と気品です。西洋では蝶と同じように優美さを例える際に「蛾のような」という言葉が使われますが、胡蝶蘭の学名にはギリシャ語で「蛾のような」という意味があります。

大ぶりで華やかな花弁は、そのひとつひとつが美しく、長時間、鑑賞に堪えうるものです。また、長時間楽しめるように、2ヵ月もの間、花のピークを維持しているという点でも人気があるのです。胡蝶蘭は、根元に近い花弁から花が開き、徐々に先端に向かって咲きほころびます。先端の花が開いてもそのままの状態を長く保つことができるため、特別な手入れをしなくても美しいままの姿を長い時間楽しむことができるのです。胡蝶蘭は、木の枝に根を張り、空気中の水分を補給することができるため、水分を多く必要としません。水やりなどの手入れが面倒でないことも魅力となっています。

移転のお祝いに喜ばれるもの

長い付き合いのある知人や取引先の会社などから、事務所やお店などの移転のお知らせがあった場合、相手との関係性や移転理由などにもよりますが、何かしらお祝いをするのが一般的です。ただし、経営上のトラブルや事業縮小などにより、移転する場合は必ずしも喜ばしいことではないので、何もしないというのも配慮のひとつになります。どのような理由によって移転するのかということを事前に把握してからお祝いの準備をすることが大切です。

ビジネス上の付き合いがそれほど深くない場合、社交辞令、礼儀として贈るだけのものであれば、祝電でも十分でしょう。移転日当日に、新しい住所地に届くようにするとサプライズにもなり、喜ばれます。

お付き合いの深い方や仕事上の大切なパートナーなどの場合は、品物を贈るのが一般的です。贈る相手や関係性にもよりますが、予算としては10,000円~50,000円くらいが妥当でしょう。病院やお店などには、飾り時計やインテリアなどを贈られる方も多いようですが、スペースや室内の雰囲気との調和、他の方からの贈り物とのかぶりなどにも注意が必要であるため、事前に詳細について確認できるような相手であれば問題ないでしょう。

長く飾る雑貨やインテリア、家具などは、相手の趣味に合わないともらっても困ってしまうことがあるので注意が必要です。新しい門出を祝う華やかなシーンには、お花が似合います。そのなかでも、移転祝いの定番といわれるほど、胡蝶蘭のギフトが人気となっています。